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  • 執筆者の写真多田 雅充

日本では歯科健診にあまり行かない?

日本でも歯科定期健診が定着してきていますが


日本では悪くなったら歯科医院で治療してもらう


海外(アメリカ、スウェーデンなど)では悪くならないように定期的に歯科健診に通う


という傾向がまだあるようです。海外の保険制度の違いによる違いの影響もあるのですが、


結果80歳での歯の残存率はスウェーデン21本 日本13本と大きな差があるのです。


13本というと、もし上下前歯12本すべて残っている方の場合は奥歯は1本しか残ってい


ないと言うことになります。


奥歯1本・・・


80歳からの残りの人生、できるだけ自分の歯で美味しいものを食べたいですよね!


ではどうして歯は失われていくのでしょうか?


様々な原因はありますが、多くは歯周病です。


歯周病は悪くなってからではなかなか治せません。


悪くならないように定期検診で「予防」することが大切です。


また、アメリカなどでは全身の健康維持の為に歯科医院で


定期健診に通い、医科にお世話にならない様にしようと言う意識もあるようです。


例えば歯周病は高血圧、心疾患、糖尿病などの病状と深く関係していることも分かっております。


是非、歯科医院での定期検診を活用して10年後、20年後も美味しいものをたくさん


食べて、健康な生活が送れますように定期的に歯科健診を活用していただければと思います。

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